伊吹山ヒルクライム2012 参戦記_当日編
ーー前日編のあらすじーー
米原を堪能。
ーーー
朝6時起床。
チームメイトで岡山から当日参加のマッキーさんが
もう会場に着いたとのツイッター情報。
駐車場もそこそこ埋まってきてるということなので、早めに出発。
7時半くらいに会場に到着。
ちなみにマッキーさんと自分が揃うと
ビックリするくらい悪天候の確率が高い
雨男コンビなのだが、今回はスカッと晴れ渡り、一安心。
やはり数千人規模だと自分ら以上に強力な晴男さんがいるんだろう。
昨日は雲に隠れてた伊吹山も今日はくっきり。絶好のヒルクラ日和に
早く到着したおかげで無事会場近くに駐車はできたものの、
出走集合は12:20とか。。それまでどうしよう。。
今まで経験したことないタイムテーブルなので、軽く戸惑う。
とりあえずマッキーさんと合流して付近を散策。
出展ブースもそこそこのにぎわい。
なんかマニアックなメーカーばかりだったが・・
いろんな意味で注目度抜群だったサイスポ主催の最軽量選手権。
午前8時の段階ですでに5.5キロ。。
結局優勝は4キロ台だったとか。すげ
同じくチームメイトで、
先月の岡国耐久でもお世話になったむらさめさんとも合流。
ご実家が米原だそうで、自走での参加。しかもホイールはWH-R500!?
どこまでもタフな人である。
なんだかんだ言ってみなさんとワイワイ楽しく話してるうちに
いい時間に。3本ローラーでアップをした後、
12時すぎに集合場所へ。って、うわー。
この人の多さで改めてメジャーレースに来たことを実感。
てか、運営サイドもこの大人数に対応できてない感じ。。
アナウンスはゲート近くでしか聴こえないし、
交通整理等のスタッフもこの参加者にわりには少ないと感じた。
実際、アップ時に周辺道路で事故も起きてしまったようだし、
参加人数増やしたのはいいものの、完全にキャパオーバーになってる印象。
この辺りは要改善か。
もちろん主催者任せではなく、参加者のモラルも問われるところだろう。
ともかく、時間になったのでスタート地点へ移動開始。
ここでも参加人数に対しての移動方法や手段の認識がちょっと甘いか、
パレード走行とは名ばかりで、ほとんど徒歩状態で数キロ移動することに。
すっかり身体は冷えるし、歩道の悪路でパンクする選手もいるし、
なにより危険だった。
右側の歩道を走行する列が伸びて一部完全に車道反対側を逆走する状態に。。
ここも長蛇の列で、前の方の様子がさっぱりわからず。。
どうやらもうスタートは始まってるみたいだが。。
とか思ってると、料金所付近で、スタッフさんから
「はーい、片足のクリートはここで嵌めてて〜」
少し進むと、
「はーい、この線と線の間になるべくつめて入って〜」
で、
「はーい、ここまでの人、スタートー」
って、おいー!
サイクリング大会ならともかく、
レースでこんなひどいスタートは初めてだわ。
まあ確かに少し先にある計測ラインを超えてからの計時スタートなので
いいっちゃいいんだが、にしても。。
せめて呼吸整えて集中する時間くらい欲しかった。
周りからも口々に
「えっ」「えっ」
「これもうスタート?」「ひどっ」
と戸惑いの声が。
自分も「うわっひでえ・・」
と思わずつぶやいてスタート。
ともかく運営具合はおいといて、
スタートしたからには気持ちを切り替えてレースに集中。
ほぼ最後尾からのスタートになってしまったので、
まずは少しでも前に上がってペースの近い人につくことを心がける。
しかしスタート時間の間隔が少ないせいもあって、
すぐ前方に長蛇の集団が。。
なんとか合間を縫ってかわして行くも、なかなかペースが掴めない。
しばらくして、ようやく自分の走りに持って来れそうだったのだが、
初めて走る伊吹山ドライブウェイ、
思ったより勾配の起伏が激しく、ガーミンにコースプロフィールは
入れたものの、なかなか追い込みどころ押さえどころが掴めない。
もうあまり深いことを考えるのはやめてとりあえず心拍185付近を目安に
ひたすら追い込んで走ることにする。
が、5キロすぎてだんだんバテてきました。。へにょ〜。
心拍はまだ大丈夫なのだが、明らかに踏めなくなってきた。
うーん、オーバーペースだったか。。
こうなったからには、緩斜面では踏むのではなく
ギヤはそのままで110~120rpmキープのケイデンス走法に切り替える。
このあたりは冬の3本ローラーの成果が如実に表れてる。
去年までの自分ならとうてい無理な走法。
残り1キロちょっとでほぼ平坦な区間に。
ここで幸いにも後ろから速い選手が2人追い抜いていき、
後ろにつかせてもらう。ふとメーター見ると35km/h・・
ホントに速い人はヒルクライムでもこんなスピード出すんだな。。
そのまま最後のダブルヘアピンからのラスト500m。
予想以上に勾配がキツく、スプリントかけようと思ってたのだが
結局ヘロヘロダンシングなへんにょりスパートに。。
まあいつものことだが。。
一応最後までもがき切って、無事ゴール。
ゴール後しばらく動けなくなるくらいには出しきった。
そういう意味では、満足。
ただ、メーターで確認したタイムを見ると、うーん、といったところか。
ゴール地点の風景。なかなかの絶景。
フルコースはもっと綺麗だっただろうな
そうこうしてるうちにも続々と後続選手が。
走ってる最中もだが、人の連なり具合は乗鞍以上に感じた
スタート地点の混乱からして、ゴール後も大変なことになるだろうと、
余韻を楽しみたいところだったが、早めに列に並んでさくっと下山。
しばらくしてリザルト発表。結局、
37分32秒で
クラス109位/882人中
総合301位/2812人中
でした。
(総合順位は公式ではなく手計算。DNF含みDNS含まず、チームTTは除外)
うーん、順位の割合的には去年の乗鞍と同等くらいなので、
悪くないといえばそうなのだが、
冬のトレーニングからの調子具合から見て、
密かに前1割以内の順位を狙ってたので、
いまいち煮え切らない結果に。。へにょ〜。
でも全力で追い込んで走っての結果だし、これが今の実力なんだろう。
ちょうど大会前日に今年の乗鞍当選の吉報もあったし、
これをバネにまた夏に向けて気合い入れなおそう。
というわけで、初参加の伊吹山ヒルクライム、
レース自体は楽しめたが、
唯一、運営はちょっと疑問点が多かったかも。
前述のこともそうだし、そもそも表彰台などの
メインステージが駐車場から完全に奥まったところにあって、
スタート時間のこともあり、開会式、表彰式など一度も
足を運ぶことなく終えてしまった。
会場のアナウンスもほとんど聞かなかったし、
なんか大会というより、
大勢で集まってタイムだけ計測しましたー、という感じ。。
前回までの冠スポンサーが無くなって、
いろいろと厳しいのかもしれないな。。
ともあれ、コース自体は走り応えがあったし、
現地でチームメイトさんや知り合いの方、
また近くにいたいろんな方ともお話しできてとても楽しかった。
ツイッターでたくさんの応援をいただけたのも感激。
やっぱりメジャーレースは遠征する非日常感もあいまって面白いですな。
お世話になったみなさん、本当ありがとうございました。
夢のように楽くて充実した2日間でした。
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コメント
伊吹山ヒルクライムお疲れ様でした!!
ともじんさんむらさめさんと一緒に過ごせて、ホント楽しかったですね~♪
いいチームメイトに恵まれててワタシは幸せ者ですぅ♪
納得いかない結果かもしれませんが、ワタシには手応えがあったように見えましたよ~
冬トレの方向性は狂いなく乗鞍の頂上に向かってます!!
悲しい事故も起きてしまった運営ですが、「??」って思う場面が多々ありましたね。。
今回みたいなクールな運営もいいのでしょうが、燃え上がるような熱い大会であって欲しい。
折角の熱いコースがもったいない、そう思えた大会でした。
チャレンジシリーズ高梁大会で味わった感動を伊吹山でも味わいたいものですね!
来年に期待しましょう♪
うわぁなんか硬い文章になっちゃった(;^_^A
投稿: マッキー | 2012年4月17日 (火) 23時28分
マッキーさんコメントありがとうございます
&伊吹山お疲れさまでしたー。
こちらこそ現地ではお世話になりました。
お相手していただきありがとうございます。
ぼっちだったらスタートまで時間ありすぎて
多分集中力切れてましたよー。
結果ですが、いや、走った感じではかなり手応えあったんですよ。
実際出力を計算すると過去最高の値が出てるので、
参加者さんのレベルが高かったんだと思うことにしておきます。
でもそんな中でも上位に入れるようにいつかなりたいですねー。
マッキーさんもかなりの熱い走りだったようで、なによりです。
ロングライドも楽しいですが、
やはりヒルクライムは短時間ですべてを出し切る感覚、
その後の達成感がたまらないですね。
また次回のイベントでもよろしくおねがいします!
投稿: tomozin | 2012年4月18日 (水) 22時29分