第一回石鎚山ヒルクライム参戦記_詳細編
速報編でもお伝えしましたが、
10/2、愛媛県久万高原町で開催された
石鎚山ヒルクライムに参加してきました。
当初は同日に地元で開催されるヒルクライムinダルガ峰に
出るつもりだったのだが、
四国初の大きなヒルクライムレースだし、
ついでに前日に観光できるなー、愛媛はあまり行ったことないし、
と旅行半分でエントリー。
道後温泉入るぞー、と意気込んでたら、
レース前日土曜日が仕事に。。へにょ〜。
というわけで、すっかりテンション下がり気味での参加。。
一応土曜の仕事を終わらせた後、久万高原町の宿まで行って前泊したのだが、
到着したのが22時前、ここから会場までも30キロ以上あるらしいので
朝は4時半起き、とホント寝るだけになってしまった。。
この辺りも自然豊かで落ち着きそうなところだったし、
ゆっくり観光したかったなあ。。
ともあれ、当日はなんとか寝坊すること無く5時前に出発、6時ごろ会場到着。
受付中。まだ暗い。。つくづく自転車イベントは早起きだと思う(乗鞍に続き2回目)
この時間ですでに近くの駐車場はいっぱいで、
会場から3キロほど離れた林間学校っぽい施設の駐車場に誘導される。
全く会場の様子が分からなく、少し不安。
物理的に無理そうなので仕方ないだろうが、ちょっと駐車場が少ない&遠過ぎるか。
今後レース規模を大きくする際、この辺りがネックになると思う。
とにかくスタートに遅刻するとまずいので、ささっと準備して自転車で会場へ。
下山用の荷物を預けてると、
大阪からはるばる参戦のチームAMUSE(&ケミカルウォッシャーズ)、nagiさんと遭遇。
早速話が弾むが、結構気温低いし少しはアップしないと、と面河渓谷方面へ。
最初はちゃんと身体暖めるべく負荷かけたりダッシュしたり真面目にアップしてたのだが、
ふとまわりを見ると
さすが石鎚、景色もキレイだなー、とすっかりサイクリングモードに。。
結局あまりアップらしいアップもしないまま開会式へ。
まあ乗鞍もほとんどアップしなかったわりにはわりと走れたし、大丈夫だろー。
そして滞り無くチャンピオンクラスからレース開始。
初開催のわりには運営の段取りがテキパキしててストレスが無い。
「四国のてっぺんクラス」というネーミングはどうかと思うが、
どのレースでもチャンピオンクラススタート前は独特の緊張感でかっこいい
先導者がコペンのEV。もちろんみかん色だ。サイドのイラストがかわいい
しかし自分の方といえば、前日からの低テンションを引きずったまま、
集中力も欠いてる感じ。。
各クラスのスタートが始まっても、
チーム酒一筋メンバーのマッキーさんとひたすら談笑。
もう少しで自分のスタートをやり過ごしてしまうところだった。。あぶねえ。
スタートも、クラス一斉スタートながらタイムは各自ラインを通過したところから
計測開始ということもあり、いつものように前に陣取ることもなく
後方からゆっくりスタート。
なんとなく中段を走ってたらいつの間にか横にnagiさんが。
nagiさん、今回は脚の故障でゆっくり走らざるを得ない状況だったらしいが、
「最初くらい上げていきますわー」とするすると前へ。
あれっと心拍計見ると150前後とか、おっとさすがにゆっくり過ぎるか。
ようやく目が覚めたか、ダンシングで追い込んでいく。
なんとか前1/3くらいまで上がってさあこれから、と踏んでいこうとしたら、
あ、脚がまわりません。。しかもなんか妙に苦しい。。へにょ〜。
急にペースをあげたからか、それともやはりアップが足りなかったか、
全然追い込みが効かない。。
あせってダンシングしても、全然持続せずフラフラ。
なんでこんなに苦しいんだろう、と心拍計見たら170前後とか、低っ。
あー、やっぱりアップ足りなかったか。
確かに乗鞍もアップ無しでスタートしたが、あそこは序盤緩斜面で
スタート直後はアップ代わりに走れたし、なにより気温が高かった。
寒い日はちゃんとアップしないとダメだ。当たり前か。。へにょ〜。
と、前半区間をヘロヘロでゴール。
このレース途中に長い下りがあるので、そこは非競技区間にして
前後半の登り二区間の合計タイムを計測するというちょっと変わったシステムなのだ。
なので、この区間はゆっくり走ってまずは呼吸を整える。
途中、水やメイタンCCCもらえてしっかり回復。
いざ後半区間へ。
すると前半とは違って今度は自分のリズムを保てて、いい感じで走れるように。
前半区間で身体暖まって少し休んで、というのがフィジカル的に良かったのかも知れない。
って、イコールやっぱりアップが足りなかったということか、、へにょ〜。
最初は単独だったものの、中盤辺りからペースの合う選手と先頭交代しながら走行。
標高高くなっていくにつれ、今度は強烈な向かい風に悩まされたのだが、
後ろにつくことで体力を温存しつつスピードを保つことも出来た。
そしていよいよゴールまで残りわずか。
脚もある程度ためることができたので少しでもタイム稼ごう、
と残り200mくらいでスプリントかけたのだが、
その瞬間ありえないほどの向かい風に煽られて、あっという間に失速。。
下ハンダンシングでもがいてるのにスピードのろのろ表情ヘロヘロの
かなりカッコ悪い姿でゴール。。まあ自分っぽいか。。へにょ〜。
ゴール地点。レッドブルのバルーンとか、どこの世界大会?って感じで気分上がる
ゴール後にいただいた暖かいあめ湯。頂上は寒かったのでとてもおいしかった。
誰だ検尿なんていってるのは
ゴール後は山頂でnagiさんやマッキーさんと例の写真(速報編参照)撮りつつ談笑。
悪ふざけが過ぎて、下山するの最終組になってしまった。
「準備終わったら速やかに下山してくださいー」て何度も言われたのに、すいません。。
下山後は会場でブースなどをチェック。
この大会、地方の一イベント(失礼)のわりには協賛や出店ブースの数がすごい。
GIANTやシマノを始め、メイタンブースでは製品を試飲できたり、
スポーツマッサージのブースもあったり。
そしてレッドブルまでやってきて製品配りまくってたり。すごい。
ネットで存在は知ってたレッドブルカー。リアルで見れてうれしい
表彰式後の抽選会でも自転車は出てくるわ沖縄の航空チケット出てくるわ
(しかもツールド沖縄出場権つき)の大盤振る舞い。
MCさんの司会や盛り上げ方もうまく、とても楽しく過ごすことができた。
運営やレース進行もとてもスムーズだったし、
早朝は低かったテンションもどこへやら、いやー石鎚山ヒルクライム、面白いわー。
と、四国初のビッグヒルクライムレース、
しっかり堪能して楽しむことができました。
来年もさらに規模を拡大して開催する予定だそうなので、ぜひ出場したい。
ただ、岡山からだとそれなりに遠いので、
行くのならやはり土日丸々2日間で参加するほうがいいと思う。
ちなみに気になる成績は、
52分22秒で、
クラス21位/80人中、総合75位/283人中
でした。
うーん順位だけ見るとそんなに悪くない気もするが、
やはりアップ不足で前半区間追い込めなかったのが残念だなあ。
試走もできずぶっつけ本番だったし、
来年もチャレンジだな。待ってろ石鎚山。
おまけ。
恒例の参加賞紹介。
石鎚山ヒルクライム、参加賞も豪華でした。
愛媛といえばポンジュース。
そして、ポンジュースのリキュール?
お酒詳しくないのだが、ああ、これが俗にいうポン酒か(違う)。
自然派なお菓子と自然派な割り箸。
ちゃんと石鎚山ヒルクライムって書いてある、箸に。
もったいなくて使えん。。
ジャイアントのカタログ。
メダリストの試供品。
メイタンCCCは途中の補給ポイントでもらった。
1個300円もするのに、試飲とかもバンバンしてて、メイタンさん太っ腹!
ちなみにブースではあの曲が流れてました。CC!TC!
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