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2011年8月31日 (水)

第26回全日本マウンテンサイクリングin乗鞍 参戦記 (レース編)

ーー(受付編)のあらすじーー
ケミカルウォッシュジャージで会場を徘徊。
ーーー

昨晩夜中、すごい大雨の音で目が覚める。。
あー、と思いつつ再び就寝、朝4時起床。ポツポツっぽいけどまだ少し雨音が。。
一番晴れてほしいレースで雨男発揮してしまったか、へにょ〜。

でも起きて自転車の用意をする頃にはどうやら雨は上がったっぽい。
標高高いのでこのあとどうなるか分からないけど、
とりあえず準備して会場へゴー。集合時間は6時と早い。

20110828_1
大会会場。朝6時前でこの人出。つくづく自転車イベントは早起きだと思う

ゼッケン順に並ぶ場所が決められてるっぽいのでそれに従う。
ただ、きっかり6時までに集合しなきゃならないとかと思ったがそうでもないらしい。
6時半に開会式が始まるが、開会挨拶と簡単な競技説明だけで10分ほどで終わり、
あとはクラス別にスタート。
って自分のクラス8:12スタート、フルコースのロードのなかではなぜか最終組なので、
あと1時間半後?どうするよ。。
受付は前日に済ませてるし、スタートの並びを気にしなかったら、
別にスタート20分後くらいに会場に来ればいい感じだな。。
アップしようにもどこで走ればいいか分からず、
なんとなく他の組のスタートをぼけーっと眺めながら時間をつぶす。
チャンピオンクラススタート時にはnagiさんに声をかけたりして応援。

待ちくたびれること1時間以上、ようやく自分の組スタート。
ちゃんと集合時間前にきてアップもせず並んだので、
図らずもスタート位置は前から5,6列目とこれまた自分には分不相応な前方からに。
周りに迷惑かけないようにスタートしないとな。。

なんて考えてるうちに、いよいよスタート!

とにかく一度に距離20キロを超える上りを走るのは初めて、
スピードよりも心拍を気にしながら、序盤からオーバーペースにならないよう心がける。
案の定スタート直後は後ろからズバズバと抜かれるが、気にせずマイペース。
ほどなくスタートダッシュだけの選手が早速落ちてきた。
このあたりは乗鞍でも100人規模の草レースでも一緒だな。
そしてラッキーなことに、自分とほぼ同じペース+αくらいの選手を発見。
すかさず後ろにつかせてもらい、序盤の緩斜面をいいリズムで走る。

しかしこの選手、自分が真後ろについててもまったく動じず淡々と走り、
自分もすごく走りやすい。
ツキイチは申し訳ないので、要求されれば前に出る気はあったのだが、
そんなそぶりは少しも見せず。。
ってか、自分はついていけるかどうかギリくらいの、そこそこのキツさだったのだが、
後ろから様子見てるぶんにはこの選手は全然息きれてる気配ないし、
多分前に出ても迷惑かけるだけだっただろう。
相手もそれを分かってて、自分なんか眼中になかったのかも知れない。

と、走行してるうちに前のクラスでスタートした選手達がどんどん追いついてきた。
・・というより、ひたすら選手の行列!
抜いても抜いても途切れる気配がない。。すごい人数、さすが乗鞍。
(後で計算したらスタートからゴールまで1000人以上追い抜いてたらしい。
そりゃ行列にもなるわ。)
それでも、前を牽いている選手のおかげで、自然とラインができるので、
自分はそれに従ってあまり難なくかわすことができる。

そしてこのころから、何が引き金になったのかはよく分からないが、
なんか自分がいつものレースと違う精神状態になってることに気づく。
端的にいえば、アドレナリンドバドバ状態。
苦しいのにむっちゃ楽しい。興奮してるのに、すごく冷静。
中盤のつづら折りあたりから単独走行になったのだが、
それでも前から降ってくる選手を右、左と的確にかわしていきつつ、
ペースをキープして走る。
つづら折りのイン側は勾配がきつくなり、左車線でも走ってる選手も少なくなるので、
思い切って自分はそちら側を通って選手をかわしていく。
もちろん無理して追い越したりインに飛び込んだりすることもせず、
危なそうな時は引いて待つことができてる。
ホントなんだか分からないけど、すごくいい状態。
体調自体も良さそうだ。
苦しくてもしっかりと上体を低くぶれずに保ってペダリング出来ている。
飯南とか津黒がそうだったのだが、
調子が良くないとこれができない(腕が伸びて上体ブレブレ)のですぐに分かる。

そして終盤、標高2000m超えていよいよ森林限界を突破。
雑誌やネットで見たことある乗鞍の雄大な景色が目の前に広がる。

・・すげえ。

そういえば森林限界超えるなど、ヒルクライムレースならず、
自分の人生のなかで初めてだった。圧倒されるほどの絶景、
限界で走ってるにもかかわらず、感動。

なんてレース中にも関わらず感極まってたら、
追い抜いたはずの選手にドンドン追いつかれてしまった。。へにょ〜。
いかんいかん、我に返って再び気合い入れなおしてペダルを回す。
あと4キロ、3キロと残り距離表示も見えてきた、あと少しだ。
序盤牽いてもらったおかげか、まだ追い込める脚は残ってそうだ。
ここで出し惜しんでもしょうがない、残り距離はは全開で下ハンダンシング、
最後の最後まで追い込むことができ、ハンドルを投げてゴール!
すごく満足できる走りをすることができた。
タイムうんぬんより、それだけで十分。本当に走ってて楽しかった。

20110828_2
乗鞍岳山頂付近。晴れて絶景も気持ちいいが、雲に覆われた景色も幻想的

あとはしばらく休憩して、ゆっくり下山して無事会場到着。
自分のタイムはネットですぐに検索できるようになっており、下山後早速チェック。
正直、悔いのない走りができたのでそれだけで満足、タイムはどうでもよかったのだが、
確認したところ、

1時間14分49秒でクラス64位(368人中)、総合472位(3659人中)。

正直予想以上の好成績でビックリ。
レース前は1時間20分ほどで走れれば上出来かなあ、と考えていたので、
ただただうれしい結果に。大満足。
おそらく気負いすぎず変なプレッシャーがなかったのと、
序盤鬼牽きしてくれた選手の後ろにつけたこと、
そして自分自身謎の覚醒モードに入り、
その結果、実力以上の力を出せたことが主な理由だと思う。

要するに、再現性は、ない。。
同じ走りを次もできるかといえば、すごく自信ないです。へにょ〜。。

ともあれ、初めての乗鞍ヒルクライム、
予想以上、というかむちゃくちゃ楽むことができた。
出場する前は、「サイクリストとして話のネタに一度は出てみようかなあ」
くらいのスタンスだったのだが、やっぱり乗鞍、
みんな言ってるように、一度出たら中毒になってしまったようだ。。
その証拠に早くも来年の大会について考え始めている。
来年は思い切ってチャンピオンクラスに出てタイムアップを狙ってみようと思ったり。

運営もいわれてるほど酷いとは思わなかった。
たまたまかも知れないが、ゴール前の渋滞もなかったし、
これだけ大勢の参加者をうまくさばいていたと思う。
確かに会場や頂上の物理的な広さに対してキャパオーバーな気はするが、
それはもう運営というよりも、我々参加者のモラルやマナーで
クリアしていかなくてはならないのでは、と思う。

というわけで、

大会に参加した選手のみなさん、お疲れさまでした。
運営スタッフのみなさん、ありがとうございました。
宿泊したペンションの方々、お世話になりました。
なにより、現地で自分のお相手していただいたみなさん、
本当にありがとうございました。
初参加でいろいろ不安なことも多かったですが、
おかげで楽しく過ごすことができました。

また来年乗鞍でお会いしましょう!

ーおまけー
恒例の参加賞紹介。

20110828_3
タオルもらいました。ちゃんと「26th」て入ってるので記念になる。

そして参加賞ではないですが、お土産に、、

20110828_4
最近ハマってるご当地レトルトカレーを見つけ次第、買ってきました。
って、買い過ぎだろ自分。。そもそも近江とか、SAで寄っただけだし。。へにょ〜。

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コメント

乗鞍完走と素晴らしい成績おめでとうございます。いつも楽しく読ませてもらってます。
僕もいつかは乗鞍に参加してみたいですが、いかんせん遠いので(;´д`)も
まあ、貧脚な僕は下手したらDNFかもしれませんが・・・。
ちなみに僕も岡山県です。
昨日はこちらの記事を参考にダルガ峰を走ってみたりしました。
これからも参考にさせていただきます。

投稿: 福ちゃん | 2011年9月 1日 (木) 02時49分

福ちゃんさん、はじめまして!
コメントありがとうございます!

乗鞍、自分も初参加でしたが、ホント楽しい大会ですよ〜。
すっかりハマってしまいました。
確かに遠いですが、それでも行く価値はあると思います。
ちなみに乗鞍、距離は長いですが、
コースの難易度自体はそんなに高くはないので、
あのダルガ峰の激坂を走ったのであれば、
問題なく完走できると思いますよ。

同じ岡山にお住まいということで、
どこかでお会いできるかもしれませんね。
その際はよろしくです〜。

投稿: tomozin | 2011年9月 1日 (木) 20時30分

tomozinさん、会心の激走おめでとうございます。好成績でのゴール最高でしたね。絶景も楽しめ、レースも楽しめ、ケミカルウォッシャーズにもなれ、持てる力を出し切れたご様子で言うことなしの遠征となって何よりでした。津黒の不調もこれで吹っ飛びましたね。
乗鞍は、私もサイクリストの端くれとして1度は走ってみたい憧れの地です。羨ましいぞ~!へにょ~!

投稿: じょにお | 2011年9月 1日 (木) 21時44分

じょにおさんコメントありがとうございます。
乗鞍、ホントに楽しいイベントでした。
人気が衰えることなく毎年何千人とエントリーするのが分かる気がします。
おっしゃるとおりサイクリストなら一度は出場すべきでしょうねえ。
じょにおさんもぜひ。
でも一度出場したら毎年出たくなるという、
ある意味「魔力」を持った場所でもあります。
事実自分すっかりとりつかれてますし。

このあとはまた地元のイベント中心にせっせと出る予定なので、
またご一緒した時はよろしくです〜。

投稿: tomozin | 2011年9月 2日 (金) 00時11分

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